
丹南(たんなん)産業フェアーがサンドーム福井(上の画像・福井県越前市)で9月15日〜17日まで開かれています。
今年は「継体大王と丹南ものづくり」の副題がついています。
継体天皇即位、1500年を記念した企画だと思います。
福井県の狭い一地域、丹南地域に多くの伝統的工芸品が集積しています。
代表的なものとして「越前漆器」「越前焼」「越前和紙」「越前打刃物」があります。
これら工芸品の多くが継体天皇とかかわりがあったり、古い伝統・歴史のあるものがほとんどです。
例えば、越前漆器は継体天皇が福井県味真野(あじまの)地区にいた時、壊れた
冠の修理を河和田(かわだ)の塗師に命じたところ、冠を漆で修理すると共に黒漆の器を献上したところ優美な光沢を喜ばれ、この地で漆器をつくるよう奨励されたと言われています。
また越前打刃物は日野山のふもとでつくられていた鉄製品、継体天皇は農具などの量産を奨励し農業振興・治水事業を推進したと言われています。
焼物も継体天皇が活躍した頃の古墳から多くの須恵器(すえき)と呼ばれる焼物が出土します。当時の穴窯も発見されています。
この狭い地域にこんなに多くの伝統産業が集積しているのは「継体天皇」とのかかわりが原因かも知れません。
一方、先端技術でも、この丹南地域には一流のものがいくつかあります。
その主なものは「村田製作所」のセラミックコンデンサーで世界最大の生産量を誇り、この会社でしか作れない特殊技術です。
もう一つは「信越化学」の半導体のシリコンウエハーで、この会社が大半を独占しています。
世界的に知られる優秀な会社です。
偶然か、二つとも「ケイ素」にかかわる製品で有名です。
継体天皇の漆塗りの冠(以下クリック拡大)

越前打刃物

越前焼

越前和紙

半導体シリコーン

村田製作所「自転車に乗るロボット」





