日本一小さい窯場での越前焼こだわり作陶

やきもの・陶芸ブログです。六大古窯の一つ越前焼の地に、多分日本一小さい窯場があります。地元山地の特別な土にこだわり、素地や釉薬に利用して独特な風合いの表現を目指しています。

雪中花の名前のとおり

雪中花

冬と思っていたら、2月に入って雪が積もりました。
水仙は雪の中、これから花が咲こうとしている時に雪が積もってしまいました。
雪中花(せっちゅうか)は水仙の別名でその名のとおり、雪の中でも、寒さに耐えながら可憐な花を咲かせます。
日本三大水仙群生地は兵庫県淡路島、千葉県南房総そしてここ福井県越前海岸ですが、雪の中で咲く水仙が見られるのは、越前海岸だけです
12月〜2月の雪の季節に薫り高い小さな花が咲きますが、寒さにじっと耐え忍ぶ「生命力」が感じられます。
また、水仙の「寂しさ」は、どこか「越前焼」に通じるものがあるように思います。
ちなみに水仙は福井県の県花になっています。また「越前水仙」のブランド名で県外にも出荷され、日持ちがいいので特に、重宝がられています。

枯れ木に花が咲いたよう
枯れ木に花

  1. 2008/02/23(土) 14:02:39|
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再度、焼きました

再焼成の作品

回、窯たき中にヒューズが飛んで停電し、目的の温度までいかず途中で中止となりました。
目標温度は1,260℃ですが1,100℃で中止です。
釉薬は焼けて硬くなっていますが、つやはなく、ほとんどとけていない状態といえます。
目標温度から、わずか160℃の不足でしたが、全くダメでした。
以前、悪天候のとき窯たきをして、次第にカミナリが強くなり、1260度を過ぎたところで停電してしまったことがありました。
この時は、ほぼ目的どおりの焼け方でした。
最高温度1,260℃近くまて焼かないと全くダメであることがわかりました。そしてもう一つ、
焼成時間をもっと短くしても大丈夫であることがわかり、その後は1時間ほど焼成時間を短縮しています。
従来は焼成時間は12時間でしたが11時間でもほぼ同じです。
上の画像の左側の作品が今回、再度焼いたものですが、右側の従来の作品とくらべ発色の状態が大き違います。
ただ、この原因が再焼成のせいなのか、別の原因なのかわかりません。
次回は釉薬の構成、濃さ、かけ方をかえて試したいと思っています。
他の作品はほぼ満足のいく結果となり一安心です。

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  1. 2008/02/16(土) 19:24:37|
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雪の中で窯たき

雪の窯たき

がちらつく中で、久しぶりに窯たきをしました。
毎年、2月頃から窯たきの回数が増えてきます。12月頃までに作品をつくり、その後素焼き、釉薬かけをして本焼きに入りますが、それが集中してきます。
今年は福井県も積雪が少なく、除雪がない分、楽な冬になりそうです。
上の画像はエントツに雪がかかって蒸発し、湯気が出ている状態です。
灯油窯の場合、還元焼成(空気の供給を制限して焼く)ではエントツから煙が出ますが、その出方を見て還元の強弱を判断します。時々外に出てエントツを観察します。
 実は今回の窯たきは失敗しました。1,100度位の時、突然停電し窯たき中止です。
暖房器具の使いすぎでヒューズが飛んだのです。
まさかの中止です。 がっくり泣き顔
灯油窯には灯油を送るために「電磁ポンプ」が付いていますが、一度停電すると、その後電気が通っても動かないようになっています。
窯の中が赤くなって高温状態の時、灯油を送ると灯油が即蒸発し爆発を起こします。この危険を避けるため、スイッチのボタンを押さなければ動かないようになっています。
温度が下がるのを待って再挑戦です。さて、どうなりますか?

電磁ポンプ(右の楕円形の器具)
電磁ポンプ


雪が降る
雪降る

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  1. 2008/02/10(日) 08:50:54|
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釉薬の濃度

釉薬の濃度

薬の濃度の違いで作品の感じが変わります。
上の二つの作品は同じ釉薬ですが左側はやや薄目になっています。右側は本来の濃度で、目的どおりの発色になっています。
釉薬が濃すぎる時は水を加えて調整し、薄すぎる時は、釉薬が沈殿するのを待って、上水を捨てます。
釉薬の種類によっては、ちょっとした濃度の変化でも作品の雰囲気が大きく変わるものがあります。濃度は素焼きの破片を釉薬の液につけ、その厚さを見て決めますが、これには経験が必要です。常に一定の濃度に保つには「濃度計」を使うと便利です。下の画像のように釉薬の中に沈めて計ります。
一般に釉薬は厚くなり過ぎると剥がれたり、流れたり、ちぢれたりします。逆に薄すぎると焦げついたようになって本来の色がでません。
何回も試し焼きをして目的の発色になるよう濃度を調整していきます。

素焼きの破片につける。
濃度をみる

濃度計
濃度計




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  1. 2008/02/03(日) 22:21:06|
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