日本一小さい窯場での越前焼こだわり作陶

やきもの・陶芸ブログです。六大古窯の一つ越前焼の地に、多分日本一小さい窯場があります。地元山地の特別な土にこだわり、素地や釉薬に利用して独特な風合いの表現を目指しています。

とけ過ぎた釉薬

くっついた作品

薬がとけ過ぎて流れてしまいました。
よくある失敗ですが、釉薬に原因がある時と、焼成温度が高すぎた場合があります。
釉薬に問題がある場合は珪酸分(陶石・珪石・カオリンなど)を混合して調整します。
釉薬の調整だけでうまくいかない時は、窯の特性を利用します。
窯はどんな窯でも全体が均一に焼けるということはありません。炎の強く当たる場所とそうでない場所では温度に差が出ます。また、窯の上と下、たき口に近いか遠いかなど様々な条件で温度の上がり方や焼け方に差がでます。
よく窯の特徴を知ってとけやすい釉薬、とけにくい釉薬の使い分けをします。
慣れるまでは結構、面倒ですが何回もやってみて、うまく使い分けるようにします。

流れた釉薬のあと(クリック拡大)
くっついた棚板

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  1. 2007/03/23(金) 22:54:56|
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作品の窯づめ

窯づめ中

品を本焼きの窯につめます。
釉薬をかけた状態で作品をつめるので細心の注意が必要です。ちょと触れただけではがれたり、欠け落ちるものがあります。
作品は窯の下の方から順番につめていきます。水平になるように棚板を組み立てます。
特に作品を並べる時は作品どうしがくっつかないように気を付けます。
うっかりくっつけるとそのまま焼いて、くっついた作品になってしまいます。
どのぐらい作品が離れているのか、奥にある作品は見えないので、勘で並べますが、コツはわざと作品をくっつけでから少しづつ離していきます。
出来るだけ多くの作品をつめるには、作品と作品の間隔は小さいほうがいいのですが、火の回りを考えるとある程度の隙間が必要です。
作品と棚板の間にはアルミナの粉を塗り、くっつかないようにします。

作品がくっつかないように
作品を並べる

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  1. 2007/03/18(日) 21:32:46|
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雪の中で窯たき

冬の窯たき

日は一転、雪が降りました。
今年は雪のない珍しい冬が続き、2,3日前までは5月のような暖かさでした。
北陸の福井県でこんなに暖かく雪のない冬は初めてでないかと思います。
生活上、雪は厄介ですが、我われにとっては、少しは雪がないと逆に寂しい気がします。
窯たきは春夏秋冬、晴れ、曇り、雨のどんな天気の時も行いますが、私の場合は冬〜春に集中します。冬場は窯が熱いのでいいのですが、夏は汗だくです。
窯には、同型同種の窯であってもそれぞれ固有のクセがあって、それを早くつかむことが大切です。
また天気、温度、湿度や作品の詰め方によっても毎回焼き方が少しずつ変化します。同じことがありません。
何回も窯をたいて経験で覚えていきます。

桃の木に雪(クリック拡大)
3月の雪

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  1. 2007/03/07(水) 11:18:21|
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釉薬をかける

釉がけ

焼きした作品に釉薬をかけます。
釉(くすり)がけをする前に十分な準備が必要です。
まず、よくかき混ぜて、容器の底に残らないよう、また塊(かたまり)がないようにします。
次は、濃度です。
釉薬は作品の表面にむらなく適当な厚さにかけることが大切です。
同じ釉薬でも濃度によって表情が大きく違ってきます。目的の濃度を決めておきます。
濃度は素焼き片を釉薬の液に浸けて厚さを確認しますが、濃度計を使うと便利です。
微妙な濃度の変化は、焼物では味わいとなります。
同じ釉薬を濃度を変えることでいろいろに使い分けが出来ます。

高台がない作品のかけ方
釉がけ2

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  1. 2007/03/03(土) 09:33:46|
  2. 作陶
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