日本一小さい窯場での越前焼こだわり作陶

やきもの・陶芸ブログです。六大古窯の一つ越前焼の地に、多分日本一小さい窯場があります。地元山地の特別な土にこだわり、素地や釉薬に利用して独特な風合いの表現を目指しています。

持ちやすいとっ手

とっ手を付ける

グカップやコーヒーカップにとっ手を付けます。
とっ手は持ちやすい形に作りますが、親指と人差し指でしっかり挟んで持てるようタイラで広めの形が便利です。
下の画像の2つの作品で右側の丸い形より左側の平べったい形のとっ手が持ちやすい。
また上の画像のようにとっ手に縦スジの溝を入れると親指が滑らないのでさらに持ちやすくなります。
溝はとっ手を作る過程で入れますが、ひも状の粘土を布またはサランラップで包んで締め、たたき棒で押しつぶし、下の画像のように細い筆で溝を付けます。
カップは全体のバランスが重要で、あまり持ちやすさにこだわる必要がない時もありますが、やはり使いやすいのが一番です。

2つのとっ手(以下クリック拡大)
持ちやすいとっ手

とっ手の作り方
とっ手をつくる

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  1. 2006/12/24(日) 13:40:03|
  2. 作陶
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削りの道具

作品を削る

物づくりにはいろいろな道具が使われます。
窯のように大きなものから15センチほどの糸一本も大切な道具の一つです。
ロクロ成形で、作品が半乾きになてから削る刃物をカンナといいます。
鉄製のため使っていると切れなくなるので、時々刃を研いでやります。
私が削りで使っているのは、画像のようにループ状になっているものをつかいますが、カンナのように研ぐ必要がなく非常に便利です。
欠点は作品が乾燥しすぎるとかたくて削りにくくなるので、やや、やわらか目の時に削ります。
下の画像のU字コンパスは高台の直径をそろえるための道具です。
通常はキャリパスと呼ばれる道具を使いますが太い針金を曲げて簡単に作れます。道具は使いやすいように、いろいろ工夫し、自分に合った物を作ると便利です。

いろいろな削り道具(クリック拡大)
削り道具

U字コンパス
U字コンパス

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  1. 2006/12/16(土) 11:20:15|
  2. 作陶
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越前焼の大壺

越前焼大壺

前焼の非常に大きな壺で、越前陶芸村にある料理旅館「樹香苑」の前に屋根付きで置かれています。
このような大きな壺はロクロで作るのは無理で、「輪積み」と呼ばれる越前焼独特の技法で作られます。
この技法は人が壷の周りを廻りながら、ひも状のより土を右手でひねりつけていきます。左手は右手の押す力を支えながら高さを揃える。
これを二段積み、内側を指で、外側を板片でこすり継ぎ目を消していく。
軽やかに壷の周りを廻る。
人間がろくろになるのです。
現在この技法は八代目「藤田重良右衛門」さん、ただ一人伝承されています。

越前大壺(以下クリック拡大)
大壺

陶芸館の大壺

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  1. 2006/12/10(日) 18:00:54|
  2. 陶器
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花入れのくふう

花入れのくふう

が生けやすいよう、うまく考えてあります。
福井県越前市(旧武生市)の越前の里にある「万葉菊花園」で、“絵と陶・夫婦の遊々展”と題した展示会が開催されています。
ご主人が絵画、奥さんは陶芸の作品を作っておられますが、この画像の作品にはおもしろい工夫がされ、印象に残りました。
花入れの中央部に「取っ手」のような突起をつけ、そこにいろいろな形の穴のあいた板状の陶器をのせて、大きな花や木を入れても倒れないようにしてあります。
大きな松の木などを入れた場合は、突起部分に針金を結び、木が倒れないよう固定します。
奥さんは生花もされているようで、いままでの経験からきた実用的なアイディアです。
大きな壺にも同じような工夫がしてありました。
実際に使ってみて、その使いやすさを作品にうまく取り入れることは、作品づくりのうえで大切なことだと改めて実感しました。

壺の中にも工夫(以下、画像クリック拡大)
壺の中のくふう

伊羅保釉の壺
伊羅保の壺

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  1. 2006/12/02(土) 18:01:16|
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