日本一小さい窯場での越前焼こだわり作陶

やきもの・陶芸ブログです。六大古窯の一つ越前焼の地に、多分日本一小さい窯場があります。地元山地の特別な土にこだわり、素地や釉薬に利用して独特な風合いの表現を目指しています。

桜色の発色

桜色の発色
井県でも、ようやく桜が満開になってきました。暖かい陽気が続いています。
陶芸での発色は鉄、銅、コバルト、マンガンなどの金属の含有量により、様々な色合いが出ます。
画像の葉っぱ模様はほんのりピンク色になっています。これは金属だけではなく「顔料」を混ぜているためです。
陶磁器の顔料は酸化金属を組み合わせて作り、一度焼成した物を水洗いした粉末にしたものです。
単独の金属だけでは発色が不安定なので、こうした顔料を利用します。だだ顔料だけでは絵具のような味気ない色になってしまうので、金属類も混ぜています。
目標の色が出るよう、配合割合をいろいろ試してみます。

桜が満開
桜も満開








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  1. 2009/04/07(火) 10:24:06|
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灯油窯の油量調整

油量の調整
油窯の油量調整は上の画像の数字盤のメモリで行います。
数字盤の後ろにある、薪ストーブのような形の部品は、電磁ポンプと呼ばれるもので、一定量の油を送り込むポンプです。
このポンプは一度、電源が切れると、次に電気を入れても作動しないようになっています。
これは、高温状態の中に油を入れると爆発的に燃え危険なので、事故防止のためにバルブスイッチボタンを押さなければ作動しないようになっています。
油量と風量の調整は経験によって決めますが、私の場合は油量を一定に保ちながら風量を調整し、還元状態を決めていきます。



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  1. 2009/03/21(土) 12:52:31|
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還元焼成

還元の濃度
元焼成は燃料を不完全燃焼させて窯をたきます。
電気窯の場合は薪やガスを窯の中に入れて補助だきをし、灯油窯の場合は燃料を多くし、風量は少なくします。
炎が窯の中で長く伸びて、中の作品を包みこんでしまうとともに、煙突や色見穴から煙が出て、還元焼成になります。
風量を落とせば強い還元状態になりますが、還元の程度は炎の長さや煙の出方で判断します。
これまで,やや強い還元で焼いてきましたが、強いだけでは目的の発色が難しいことがあります。
今後、少し還元を抑えた焼き方で試してみたいと思っています。
還元焼成は酸化焼成と違った、深みのある色合いが出ます。





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  1. 2009/03/19(木) 17:02:33|
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もどかしい窯たき

窯たき
たきは陶芸の中で最も重要な最後の工程です。
今は集中的に窯たきをしていますが、毎回、不安がつきまといます。
窯たきの難しさは、作業中、直接作品に手を触れることはもちろん、目で確かめることも出来ません。
温度計、火の色、煙の出方などを見て、これまでの経験をたよりに火を操作しますが、毎回、同じではなく、過去のデーターはあくまで参考にするだけです。
窯をたくたびに、窯の中の作品を直接、確かめることのできない「もどかしさ」をいつも味わっています。
扉をあけるまでどのような焼き上がりになっているのか、わかりません。




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  1. 2009/03/08(日) 20:56:51|
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釉がけ

釉がけ
くも2月に入りました。これから窯たきが集中します。
窯たきの時期が、今年も1ケ月ほど予定より遅れてしまいました。いつも遅れぎみ。
窯たきの前に「釉がけ」をします。
「釉がけ」の準備は、まず、分量を確認し、釉がけの途中で釉薬が足りなくならないようにします。
次に、十分に攪半(かくはん)し、かたまりがないよう、また、長いあいだ放置しておくと珪石などの重い成分は底の方に沈殿するので釉薬が均一になるようにします。
また、濃度が適切か、調整しておきます。
釉薬の攪半は上の画像のような「攪半機」を使うと便利です。ただ、釉薬の成分で長石が多いものは手作業で少しづつ、かたまりを溶かしていきます。
「釉がけ」は冬の寒い時には、結構、きつい作業です。


釉がけの道具(一部)
釉がけ道具







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  1. 2009/02/08(日) 18:26:00|
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